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株式会社フォレストリーファーム露口 赤の元気

TEL:090-2781-5186

トマトの里・久万高原町でしか作れないトマトジュースを作りたかった!

トマト農家が自分で搾った納得のトマトジュースが「赤の元気」

四国の軽井沢とも称される久万高原町。冬は雪に覆われますが、夏場の冷涼な気候を活かした県内有数のトマト産地のひとつ。「桃太郎トマト」発祥の地としても知られています。
15アールの畑でトマト作りを続けてきた露口さんは、県が認定するエコファーマーでもあり、農業指導士としても活躍するトマト農家のおかみさんです。平成21年にご主人を代表とする農業法人「フォレストリーファーム露口」を設立した理由はひとつ。「久万高原町の美味しいトマトでジュースを搾りたい」という願いがあったからです。
「最初は、自分たちが作ったこの美味しいトマトをなんとかしたいなという安易な考えだったんですが、実際動き出すと大変なことばかりでした。」
15年間、トマト作りだけに専念してきた露口さんにとって、工場の設立から様々な手続きに加えて、未体験だった営業販売という仕事は想像を超える苦労があったとのこと。ただ「うちらのトマトの本当の味をみんなに知ってほしい」という生産者ならではの真摯な思いが彼女を支えていました。

 

「赤すぎるのはダメ」と市場評価されるトマトが勿体ない、という思い。

完熟で出荷できるトマトとして誕生した「桃太郎」を、40年前から栽培している久万高原町。しかし、他の産地では当たり前の「トマトの加工品」はほとんど作られていませんでした。それだけ「トマト」そのもので勝負をしてきたとも言えますが、そのため選果基準は自ずと厳しくなり、わずかな採り遅れや出荷遅れなどで「赤すぎる」と外され、破棄される良質なトマト達が多数あったといいます。
「わずか半日の差で赤みが出過ぎて出荷できなかったり、価格調整などでキレイなトマトが陽の目を見れないのは、本当に辛かったんです。」という露口さん。それらを自宅でジュースにして飲んでいた頃から、「こういうタッチの差で出荷できないトマトこそが、実は一番美味しい!」ということに気がついていました。
豊富な太陽光と肥沃な土と澄んだ水の美しさ。これら全てを吸い込んだ上に、徹底的な減農薬で栽培される地元久万高原のトマトの「真の美味しさ」を提供しようと、農協から購入した「ギリギリのトマト達」を救う道を作り出したのです。

 

求める味わいを実現するために、皮と種だけを取り除く!

「赤の元気」の特徴は「トマトだけ」であること。一切の添加物がないため、トマトそのものの素朴な味わいで、今や忘れ去られようとしている「昔のトマトの味」がするという点です。
さらに産地でギリギリまで完熟したトマトだけを使うため、通常は酸味として嫌われるゼリー部分を配合。そのためバランスの良い後味となるのだとか。これは工場自慢の二段式のパルパーフィニッシャーによる精度の高い搾汁で実現しており、搾ったあとはわずかな皮と種しか残りません。180mlの一瓶にL玉トマトが約2個分入っているというのも納得です。
県内の飲食店からも評判がよく、ピューレやクラッカーの製造も視野に入れているとのことですが、「あれこれ加工するよりも、ほんとはトマト作るのが一番好き。」と言うだけあって、ジュースで勝負をかけたいというストイックな部分も露口さんの魅力かもしれません。
「冬は楽しむことが出来なかった久万高原のトマトを、これからは一年中、いつでも味わってもらえます!」夢が一歩前進し、笑顔が輝きます。

 

近年、資金面が優遇される制度や行政のバックアップもあって加速する6次産業化。県内ではこうした流れを受けての事業化と評されがちな露口さんのチャレンジですが、お話を伺うと、根底は「自分たちが作ったトマトをちゃんと評価して食べてもらいたい」という思いのみ。多くの雇用が生まれる、地域活性化が進む、などはあくまでも後からついてくる現実であって、生産者というものは「こんなに美味しいものを作ってくれてありがとう。もっと食べたい。」という言葉を求めて、ひたすらに努力し続けているのだと改めて実感しました。
「赤の元気」を試飲した人の声で多いのが「普通のトマトジュースは飲めないけど、これなら飲める。」というもの。じゃあ、トマトジュースってそもそも何?という話ですが、余分なものが入っていないという安心感は絶大。加熱時間や温度帯など、こだわりにこだわりを重ねた自信作です。

6名の女性スタッフが交代で作業にあたっており、工場内はとてもにぎやか。 二段パルパーで搾汁、ろ過されたトマトからはごく薄い表皮と種だけが残ります。 業務用にはパック詰めでも対応。1日約300kg製造され、冷凍でも保存されています。
もっと美味しく!食財メモ

「赤の元気」は健康維持を目的にそのまま飲むのもおすすめですが、お酒のシーンでも活躍します。トマトジュースを使ったカクテルはいくつかありますが、この「赤の元気」とウォッカと合わせたブラッディメアリは、とてもドライ&クリアな味わい。一般的なトマトジュースと違い余分な添加物がないため、雑味のないトマトの風味が楽しめる上、健康を気にする世代には意外と好評かも。
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