新着食財情報

西条名水ブランド生産組合 鎌田農園 トマト

TEL:0898-66-4420 TEL:090-2894-4712

周年出荷にこだわり、「いつも美味しい」を提供したい親子。

「美味しい野菜を毎日食べて欲しい」。50年間積み重ねた信頼。

鎌田正一さんはこの道50年のプロ。
つい簡単に言ってしまいますが、50年間も自然と向き合い、日々野菜の成長を見つめ続けるということが、どれほど難しいことであるかを、果たして容易に想像できるものでしょうか。
「アイコ」「太陽の恵み(フルティカ)」などのミニ~中玉トマトを中心として、小松菜・ほうれん草・青梗菜・水菜・ミニ白菜・小ネギなどの軟弱野菜を栽培する鎌田農園では、年間通じて出荷する野菜を切らさない「周年出荷」にこだわっています。実際に地元で盛況の大型産直市では、常に鎌田農園の野菜が並んでいます。
「1日5~6回は出荷に行く」という正一さんの言葉に耳を疑いました。通常、産直市へ農家が商品を持ち込むのは朝一回。良くてお昼にもう一回というところでしょうか。しかし、指名買いしてくれるお客さんのために手間を惜しまないスタイルで、「いつでも美味しい野菜が食べられる」という日常を提供しているのです。
最近は野菜苗も販売。家庭菜園にチャレンジする消費者からの質問にも、電話で丁寧に答えているのだとか。「毎日野菜」がさらに身近になりますね。

土耕栽培にこだわり、野菜本来の味を追求。

鎌田農園のトマトは9月に種を蒔き、年末から翌年の夏までほぼ一年中収穫されます。こんなに長期間の収穫を可能にしているのは「元気な土」のおかげ。元気な野菜を作ることは、元気な土を作ることから始まると言います。
鎌田農園の大掛かりなハウスは天窓つきの行き届いたものばかり。その全てに「元気な土」が積まれています。
しかし、ここ西条は「名水百選」にも選ばれるほどの、美味しい水の都。高設の水耕栽培なども進む昨今、あえてなぜ土耕にこだわるのでしょうか。
「水と同じように、土にもその土地ならではの個性があるんよ。」水の味、土の個性、その地域ならではの気候風土が、そこでできる野菜の味を決めるということなのでしょう。自家製の堆肥を大量に投入することで土の栄養をしっかり重ねていくことに加え、昔からの水はけの良い砂地であるために、甘みがじっくり乗ったトマトや野菜たちを作れるのだといいます。「西条らしい味がする野菜」ということになるでしょうか。
その土地の個性に合わせた土作りをすることで、その野菜本来の味わいを引き出す。
これぞまさに職人・名人業!

ふるさと西条の農業をリードする存在に。

後継者でもある息子の竹広さんは、一年前までは農林水産分野の食育関連の仕事を担当する公務員でした。ジュニア野菜ソムリエの資格もお持ちの、まさにスーパー後継者なのです。専業農家として新たなスタートを切るという、その大きな決断には、「農業の伝承」と「地域の食」への熱い思いがあったと言います。
お父様が長く取り組んできた「みんなに安心して、そして喜んでもらえる野菜作り」。それをきちんと受け継ぎ、さらに広げ続けていきたい。また、地元の子供たちが地域を愛し、もっと食への関心を持てるような活動をしたい。そうすることでもっと農業が元気になり、ふるさと西条が元気になるきっかけになるのでは、という思いがあるのです。
これまでのミニトマトだけでなく、大玉など絶えずいろいろな品種を試してみる。また、新品種の野菜にもチャレンジして、広くお客様の声を聞いてみる。
知識も、そして経験も豊富な期待の「ルーキー」は、やりたいことが山ほどあるようです。

稲藁や牛糞などで作る有機堆肥を一年寝かせて土に戻す。毎日の作業とは別に、こうした地道な土作りをしっかり行うことで、土そのものが健康になり、丈夫な野菜が育つのだとか。その結果、過剰な農薬や化学肥料を使わずに済み、「安心して食べられて美味しい」という評価が返ってくる。何十年もそのサイクルを続けることで沢山のお客様から信頼されている鎌田農園。朝採りにこだわる正一さんは、毎朝圃場で野菜の様子を見るだけで「水を多めに欲しがってるな」「少しだけ消毒しておくかな」など、その日まず何をするべきかがわかるのだとか。なので、「ちょっとした用事で仕事を休まなければならないのが、親父にとっては何よりも辛いこと。」と竹広さんは笑いますが、それだけ愛情を注げば、野菜の声が聞こえ、相思相愛になるのも頷けますよね。
仕事熱心な上司(?)の元で働くのはしんどいこともありますが、きっと竹広さんも同じように「休むの辛い・・」と言い始めるような気が、私はしています。

とても大掛かりな堆肥作り。元気な土を作るために、ふんだんに有機堆肥を使うから。 健康な土で育った野菜は虫がつきにくいのですが、さらに農薬を減らすためフワフワのネットで防御。 10年前から独自のパッケージで販売。人気商品のアイコも、多くの顧客の信頼を得ています。
もっと美味しく!食財メモ

水良し、土良し。そんな環境でさらに真っ赤に完熟したトマトであれば、そのまま食べて美味しくないわけがありません。モッツァレラチーズとバジル、サラダ野菜などで、オーソドックスなカプレーゼを。健康な良い土で作ったトマト本来の味わいを引き出すために、塩とオイルは上質なものを使ってみてください。
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