新着食財情報

虹の農園栢森 にんじん

TEL:080-1135-6818

澄んだ空気と澄んだ水で育てる野菜で、食卓に清涼感を届けたい男

目の覚めるような華やかな色と香り!それが「アロマレッド」!

柔らかい土の中から「すっ」と抜き取ったこのにんじん。
圃場全体がほのかな芳香に包まれているのは気のせい?と思いきや、香りの元はこのにんじんでした。その名を「アロマレッド」といい、にんじん独特の嫌な臭みが一切なく、やわらかな香水のような香りがするにんじんです。中心部まで紅色が濃く、生で食べても甘さが感じられます。
新潟で暮らしていた栢森さんのご両親は、お母さんの故郷である愛媛で新たに農業を始めました。新潟で介護の仕事をしていた栢森さん自身も、後を追うようにこの地に降り立ち、3年前に就農したばかりです。
お父さんがまず作り始めたのが「にんじん」でした。化学肥料の効いたクセの強いにんじんの味が嫌で、「子供でも喜んで食べられるにんじんを作りたい」と選んだのが「紅媛(べにひめ)」。地元の産直市でも大人気で、「虹の農園=美味しいにんじん」と言われるほどファンが増えています。ハウス栽培にも向いた品種として新たに取り入れたのが、このアロマレッド。売り場では完売続きという、嬉しい反応が返ってきているそうです。

標高300m超。道後平野と瀬戸内海を一望できる場所が「虹の農園」です。

五明と呼ばれる地区にある栢森さんの畑からは、一面の道後平野、そしてそれに続く瀬戸内海が見渡せます。自然に囲まれた場所でありながら、道後温泉などの繁華街からそう遠く離れていないため、地元レストランのシェフなども美味しい野菜を求めてよく足を運ぶのだそうです。
標高が高いため日照時間が長く、昼夜の気温差が大きいために、夏に栽培するスイカなどは糖度がぐんと上がると言います。
さらに、山土にしてはさらさらと柔らかな砂地に近い水はけの良い土質のため、どの野菜の栽培にも適しており、病気の少ない、濃い味わいの野菜が採れるそうです。
また、この地区には古くから「湧き水」が豊富。畑にはこの清らかな山の湧き水を引いており、美味しい水で作る美味しい野菜として高評価です。
真夏の猛暑日に園地へ伺っても、緑の葉が風に揺れ、澄んだ泉が光ります。遠く水平線を眺めていると、ひと時、暑さを忘れてしまうほどの、「異空間」とでも言える場所です。

バラエティ豊かな野菜を次々と栽培。一年通じて食卓を彩りたい。

虹の農園ではにんじん類の他、じゃがいも、きゅうり、カブ、大根など様々な野菜を栽培しています。じゃがいもは「デジマ」「ジャガキッズレッド」など、品種も多数。お客様に喜んでもらいたい、毎日野菜を食べてほしい、という思いが詰まっています。
どの野菜にも澄んだ湧き水と同様、野菜そのものの甘味を引き出すための有機堆肥を与えています。できるだけ甘味の強い品種を探し、恵まれた立地条件と豊富な水、そこに人の手をしっかり加えていくことで、自分なりに納得できるモノ作りをしているのだとか。
畑では栢森さんとご両親の家族3人に、アルバイトを加えた数名が作業をしますが、選別や袋詰め、飲食店や直売所などへの配達といった仕事もあり、それぞれが分担して仕事をこなしています。早朝から夜遅くまで、まさに「休む間もなく」という言葉がぴったりですが、「毎日、すごく充実してますよ!」と微笑む栢森さん。ここまで本気で取り組んでいるからこそ、その味が評価され、それがまた励みとなっているのでしょう。
園地を広げる計画もあり、より充実した日々が続きそうです。

 

新潟から愛媛へと、新しい夢を求めてやってきた栢森さん。いつ伺っても本当に仲が良く、ホッとするファミリーです。
松山市の中でも五明地区は農業が盛んな山間のイメージがありますが、実際行ってみると街中からの距離はあっという間。しかし山畑ならではの悩みも多いそうです。
それは獣害。イノシシや野生のサル、鹿の被害はもちろん、栢森さんの美味しいスイカは、カラスや雉(きじ)の大好物なのだそうです。スイカはとてもデリケートで、芽の先に触れただけで傷んで枯れてしまうのだとか。シャリシャリとした歯ざわりの甘い甘いスイカ。今年はなんとか雉より先に、食べてみたいものだと思っています。
虹の農園の野菜は、地元のレストランや直売所で本当に人気が高く、様々なお客様の声をすぐ反映できる環境にあります。「身近な農家さん」というカテゴリーはとても新鮮で、喜ばしい存在です。

秋じゃがいもの準備をするお父さん。農業の世界で、夢を形にする楽しさを私たちに教えてくれているようです。 専用の堆肥場。さらさらした山土に混ぜると圃場全体が柔らかな土に。踏みしめるとフカフカと気持ちいい! 紅媛にんじんの間引き。こうして座って草取りまでやるのは本当に大変な作業。価値あるにんじんです。
もっと美味しく!食財メモ

「高原きゅうり」と名づけられた虹の農園の人気商品のひとつ。
冷たく澄んだ湧き水をふんだんに与えて作るきゅうりは、想像以上にみずみずしいことはもちろん、とても濃厚。皮の色も鮮やかですが内部までほんのり緑色で、味わいも濃いと評判です。
きゅうりは葉の管理が難しく、病気の素にもなります。日光を多く取り込んで色づきをよくするためにも、夏に向かって葉の手入れに力が入るそうです。
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