えひめ愛フード 推進機構

「愛」あるブランド産品

紅プリンセス

「紅まどんな(愛媛果試第28号)」のとろけるような食感と「甘平(愛称:紅かんぺい)」の甘い果汁をあわせもち、春の訪れを告げてくれる期待の新品種。果皮は薄くてむきやすく、じょうのう膜(袋)も薄くてやわらか。種子はほとんどありません。

紅プリンセス

産物への愛(産品の特徴)

産物への愛(産品の特徴)

「愛媛果試第48号」のうち、糖度12度以上、酸度1.2%未満で、外観がきれいな果実のみを「紅プリンセス」として出荷しています。ゼリーのような食感と濃く甘い果汁が特長です。人気品種の旬は多くが2~3月に集中しますが、「紅プリンセス」は3月上旬~4月上旬が出荷シーズンです。そのため、ほかの品種から途切れることなく出荷する「周年供給体制」を築くことができます。この体制を構築することで、生産者の労働力分散や安定収入が期待されています。

人・環境への愛(安全・安心)

人・環境への愛(安全・安心)

愛媛県農林水産研究所が残留農薬分析を実施しています。また、生産履歴については営農指導員が取りまとめて確認しており、販売先からの開示要請にも対応可能です。

ふるさとへの愛(歴史・伝統)

ふるさとへの愛(歴史・伝統)

愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所で開発され、令和2年に商標登録された県オリジナル品種です。母親に「紅まどんな(愛媛果試第28号)」、父親に「甘平(愛称:紅かんぺい)」をもち、愛媛が誇るオリジナル高級かんきつです。平成30年に発生した西日本豪雨を乗り越え、力強く実った「紅プリンセス」は、愛媛県の復興のシンボルとしての思いも込められています 。